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めんどくさがり屋のだめ主婦が主婦発明家に 株式会社発明ラボックス 松本奈緒美さん 主婦のマイクロモノづくり ~株式会社発明ラボックス 松本奈緒美 さん 株式会社発明ラボックスの、松本奈緒美さんは、主婦発明家として有名ですが、その手法はまさに、マイクロモノづくりということで、ご紹介する。 学生時代に美術を学び、その後10年近く、作家活動を続けていた。しかし、リビングデザインセンターOZONEでの自身の企画展を開催した時に感じた違和感を最後に、アート活動をやめてしまった。その違和感とは、一般客が往来するスペースでの初めての展示会だったため、自身の作品に興味を示すのは、美術業界の人ばかりであり、一般客は一切立ち止まったり話しかけたりすることがないという、そのギャップに大いに違和感を感じたのである。自身のアート活動は人々の生活になんの影響も与えられていないという事実に今後どうして行こうかという考えに陥ってしまった。考えた松本さんは、一切アート活動をやめて、生活に根ざしたモノづくりをしようという活動に転換した。 そこで、自身を振り返ると、主婦として家事に苦手意識が有り、ダメ
「こころからのものづくり」を企業理念とする、紙の仕事人 小杉 博俊さま ~1970年台に一人広告代理店のような働き方をし、大手広告代理店を相手に仕事を勝ち取る~ 小杉さんは1942年生まれで、2012年現在70歳である。その年令を感じさせない発想力、行動力には驚かされる。 かつて、大手製紙メーカー子会社のデザイナー時代、1970年頃であるが、小杉さんは、親会社が販売先の目途が無いままに設備してしまった製袋機のために、販売先の開拓を命じられ、奔走することになる。 ある大手百貨店に提案営業をした際に、今使用している紙袋が大手百貨店の広告塔の役割をしており、本当にそれは お客さまのためになっているのかという、小杉さんの感じた違和感を伝えたところ、まさにその通りという回答を得た。そこで、すぐさま袋用のオリジナルの紙を自ら試作し提案を行い、大手百貨店の了解を取り付けた。小杉さんは自らがデザイナーでありモノづくりができることと、経営の一翼を担う役員でもあってビジネスのアイデアをお客さまに伝えることの双方をこなしていたため、スピーディーに商談を進めることができた。 しかし、
「プラスチック試作で、メイカーズの強力な味方!」株式会社テクノラボ 代表取締役 林光邦さま enmono 本日は、株式会社テクノラボの林社長にご出演いただきます。テクノラボさんでは、どういったお仕事をされているのでしょうか? 林 仕事内容は大きく分けると三つあり、デザインや構想の提案から始まります。次に、設計と試作をします。私どものお客様は、図面を読めないお客様がほとんどです。設計の承認は図面ではなく、試作の造形モデルで承認をしていただいています。承認後、金型を製作して量産します。 enmono デザインから生産まで受けていらっしゃるのですね。 林 今、日本でモノを作るとなると少量です。小量の場合、1個あたりの値段を考えると初期費用にお金をかけられません。そのためには、初期費用の中で一番ウェイトを占める金型のコストをどうやって圧縮するかという話になります。デザインから入っていないと、金型費って削減できないんですよ。部品点数も増えるし形状も複雑で金型費がかかってしまうデザインに決まった後では、コストダウンができない。ですから、デザインを描く時点である程度金型
「『好き』を仕事にする自分ブランドのつくりかた」台東デザイナーズビレッジ 鈴木村長 enmono 第93回MMSは台東デザイナーズビレッジ、通称「デザビレ」からお送りします。ゲストはデザビレの村長、鈴木さんです。 鈴木 よろしくお願いします。 enmono デザビレはどのような施設なのでしょうか。 鈴木 デザビレは東京都台東区にある、ファッション・デザイン関連の創業支援施設です。平成16年にモノづくり系クリエイターの支援を始めたのですが、当時、ファッションや雑貨のクリエイターに特化した支援施設はなく、ここが日本初でした。支援をしているクリエイターは、どちらかというと手で商品を作るところからビジネスを育てようとしている手づくり作家です。3年後の卒業までに独り立ちできるよう、ビジネスの立ち上げで一番厳しい部分を応援していこうというのが、ここの役割ですね。 enmono ファッション系なのは土地柄ですか? 鈴木 この地域の産地が、帽子やアクセサリー、鞄製品といった洋服以外の身につけるものなんです。メーカーさん、問屋さん、材料屋さん、職人さんが集ま
「日本生まれの空飛ぶ車“SkyDrive”をつくるプロジェクト」Cartivator代表 中村さま enmono 明けましておめでとうございます。第96回マイクロモノづくりストリーミングは、御茶ノ水の「TAMコワーキングスペース」からお送りします。ゲストはCartivator代表の中村さんです。Cartivatorは空飛ぶ車「SkyDrive」を開発する、若手エンジニア団体です。本日はSkyDriveプロジェクトについてお話を伺いますが、現在、クラウドファンディングでプロジェクト支援を募集中です。皆様ぜひ、ご支援を賜ればと思います。それでは中村さん、自己紹介をお願いします。 中村 Cartivatorの代表をやらせていただいています、中村と申します。自動車会社で設計を担当していまして、業務外の有志活動でCartivatorを立ち上げました。この活動を始めた理由は、生涯を通じてやりたいことがあるからです。私は子どもの頃フェラーリに憧れて、小学生の時から「かっこよくて速く走れるモノを作りたい!」という思いを持っていました。 enmono 小学生の時からですか。それで
「地域とつながる町工場の出張カーを作るプロジェクト」有限会社川田製作所 副社長 川田俊介さま enmono 本日のゲストは川田製作所の川田さんです。 川田 よろしくお願いします。弊社は神奈川県の小田原市にある、精密プレス加工と金型製作をしている会社です。パートさんを入れて28名ほどの社員の半分以上が60歳以上で、年配の方と若手が入り交じってやっています。社長である私の父が昭和44年に始めました。 enmono 川田さんは副社長です。 川田 私は4年半前、川田製作所に入社しました。大学までは機械の勉強をしていたのですが、大学を卒業する時にコンピュータがブームになってきていて、「モノづくりよりコンピュータの方がいいな」と思いシステムエンジニアの道を選びました。コンピュータの仕事を17年くらいやった頃、父が70歳を越えました。「川田製作所をどうするんだ」という話になって、「今更だけどモノづくりの方に入ろう」となったのです。前職の経験を活かして、現場よりも管理の仕事が多いです。「町工場で自分ができる事は何か」ということを常に考えてきました。それが最終的に、「出張ま
「鎌倉から世界へ!カマコンバレーと地域特化型クラウドファンディングiikuniを語る」村式株式会社 代表取締役 住吉優さま enmono 本日は、村式株式会社 代表取締役の住吉さんにゲストとしてご出演いただきます。趣のあるこちらの古民家は、村式さんの本社です。ホームページも日本的ですよね。 住吉 村式はWebのベンチャー企業で、9年目の会社です。「日本×ITテクノロジー」をキーワードに、「魂がビリビリしびれる日本発のヤバイ事業をどんどん生み出していく」という理念で今、16名でやっています。魂が揺さぶられるような、震えるような仕事がしたいですし、一言で言うと、閉塞感をブッ飛ばしたいんですよ。 enmono 私達も一緒です。 住吉 それで、敢えてキレイではない日本語で理念などを語って、事業もそれにマッチするような事業を展開しています。ITの中でも、ECサイトの構築やネットショップの運営が得意です。僕らが手がけたサイトの中で一番成長しているのが「iichi」という、日本のモノづくりをしている作家さんの作品を紹介しているサイトです。約1万3千人の作家さんに登録して
「使ってもらう人が魅力的な体験をしてもらう、Smile Experienceを目指す」千葉工業大学 デザイン科学科 山崎和彦教授 enmono 本日は、千葉工業大学 デザイン科学科の山崎先生の研究室、「Smile Experience Design Lab.」にお邪魔しています。初めてお会いしたのは、大田区の町工場でしたよね。その時は「町工場とデザイン」ということで町工場をご覧になられていましたが、先生の研究室では「Smile Experience」という考え方で、さまざまな企業と一緒にプロジェクトをされています。 山崎 例えば「自社製品を作ろう」とか「工場をかっこ良くしよう」、「カタログやWebサイトを改善しよう」といった事でデザインが役に立つのではと思っています。デザイン的なセンスは皆、持っているのです。小学校で工作をするのもデザインです。そのようなデザイン的な事をやっていたセンスを活用してもらおうというのが、私の考え方です。学生達は大学の中での学びだけでなく、実践からも学びます。社会の人達から教えてもらうような感じです。「Smile Experience」は使う人だ
「メイカーズを支援するアルミ金型と小ロット成形町工場」(株)ミヨシ 杉山さま、機楽(株)石渡さま enmono 本日は株式会社ミヨシからお送りします。ミヨシの代表取締役 杉山さんです。そして今回は、ゲストがもう一人いらっしゃいます。機楽の代表取締役 石渡さんです。 杉山 よろしくお願いします。弊社はもともとプラスチック製品を一品製作していましたが、自動車部品などの試作品製作に携わるようになると「試作品だけれども数量がほしい」というような要望があり、少量生産をするようになっていきました。また、設計担当者から「金型製作をして製品を検証したくてもコストがかかる」と相談されると、安価で早く少量生産できる方法を模索しました。1983年にはアルミ合金を開発しているメーカーさんと一緒に、アルミで金型を作る研究を始めました。 enmono それは、お父様が社長だった頃ですね。 杉山 そうです。その当時は、「アルミで作った金型は金型じゃない」と言われる事もあったようです。論文もいくつか出し、1988年頃には金型専門誌に掲載され、認知されるようになりました。30年以上前から取
「生体認証・静脈認証の技術を使ったセキュリティシステムを開発したベンチャー」 モフィリア 天貝佐登史さま enmono 本日は、株式会社モフィリアにお邪魔しています。社長の天貝さんです。 天貝 よろしくお願いします。最初にお会いした時は会社を立ち上げてまだ8ヶ月頃で、それから苦節3年、やっと息がつけるようになりました。 enmono 天貝さんはソニーで、aiboなどのロボットや生体認証技術に携われて、独立されました。 天貝 研究所でやっていた指静脈認証技術を事業としてインキュベーションするところの模索中、「これは事業として発展していくに違いない」と思いました。ソニーという大きな会社でやるのではなく、自分達で即断即決できる小さな集団でやった方が良いのではと考え、事業ごとソニーから出させていただきました。
「鎌倉発、ずっと使いたい和の暮らし服、作務衣を着よう!」鎌倉作務衣堂 鈴木瞬さま enmono 本日のゲスト、鈴木さんが運営されている鎌倉作務衣堂からお送りしています。私は5年ほど前、坐禅を始めたのをきっかけに、家では作務衣を日常着にしています。鈴木さんはどのような経緯で、作務衣のお店を始められたのですか? 鈴木 私はもともと、国際開発の分野で活動していました。 enmono NGO的な活動でしょうか? 鈴木 そうです。途上国を先進国にする支援をしていたのですが、「ただ先進国にしても、人は本当の意味で豊かになるわけではない」と感じ、約一年間、さまざまな国のスラムを見てまわりました。帰国して、「先進国を本当の意味で豊かにするというのは、どういうことか?」と考えて。最初はIT企業を立ち上げ、本業のシステム開発とは別軸で、働けない人を働けるようにする活動をしました。「障害者の方などが働いてお金を得る事によって社会参加できたり、輪ができるようにしたい」と思ったのです。その時から、地域行政の大事さを感じています。 enmono 3年前、鎌倉市の政策コンテスト
「古いものこそ価値創造の原点として未来の家電のあり方を提案」デザインアンダーグランド主宰 家電蒐集家 松崎順一さま enmono 本日のゲストは、デザインアンダーグランドの松崎さんです。(70年代、80年代のヴィンテージ家電に囲まれた)とても癒されるアトリエからお送りしています。松崎さんは「家電蒐集家」という肩書きも持っていらっしゃいますが、どのようなきっかけで家電蒐集を始められたのですか? 松崎 私はインハウスデザイナーとして22年間、モノづくりをしてきました。20年も務めると自分のやりたいことがだんだん見えてきて、私なりの表現方法をしたいと思うようになりました。30代後半に車にはねられて背骨を骨折し、半年間入院しまして。医者から「半身不随になるだろう」と言われるくらいの大怪我でしたが、後遺症も全くなく、完治しました。 enmono 奇跡的ですね。 松崎 その時、「もしかしたら、自分は違うことをやるために生かされたのでは」と思ったのです。11年前にデザインアンダーグランドを立ち上げた当初は、何をやるのかは漠然としていたんですけれども、小中学生の時に馴染ん
「創業は元禄年間。昔のままの手法で、純国産の原料をもちい、日本の伝統を守る」三ツ星醤油醸造元 堀河屋野村 野村圭佑さま enmono 本日は300年以上の歴史がある、三ツ星醤油醸造元にお邪魔しています。堀河屋野村の野村さんです。よろしくお願いします。 野村 堀河屋野村の野村と申します。堀河屋は創業時、ここ御坊の町で、紀州の回船問屋をやっていました。和歌山県は、醤油・味噌造りが江戸時代から盛んで。木材や野菜を江戸に運ぶ回船業の傍ら、江戸の方に醤油・味噌を食していただくために手前味噌でつくっていたのが、ルーツになっています。 enmono お父様の代で17代とのことですが、野村さんは18代目になるのですね。
enmono 本日は中野ブロードウェイにある、東京メイカーさんのアンテナショップからお送りしています。東京メイカーさんは3Dプリンターを開放して、持ち込んだ3Dデータをプリントアウトできるサービスをされています。毛利さんは、ボランティアで活動されているそうですね。 毛利 本業は栄光デザイン&クリエーションという会社で光造形機、3Dプリンターの元祖を使って、モノづくりをしています。メインは自動車や二輪の、樹脂関係の試作部品をつくっています。 enmono 3次元業界に入られて、何年になるのでしょう? 毛利 トータルで17年くらいです。初めに株式会社インクスに就職し、2001年に退社して栄光に移るんですけれど、ずっと光造形一筋です。 enmono どういうきっかけで、東京メイカーを立ち上げられたのですか?
誰もがイメージできるが実態をしらない 「ばね」 我われの日常生活に欠かせない“ばね”。「物体の弾性又は変形によって蓄積されたエネルギーを利用することを主目的とする機械要素」と定義されている。金属などで製造される“ばね”はイメージこそすぐにわくものの、大小種類は様ざま。その本質を知っている人はけして多くないはずだ。 神奈川県・横浜市に本社を構える五光発條はカメラや携帯・スマートフォンなどに使用される精密ばねを中心に製造を行う会社である。同社のホームページを見ると“押しばね”、“引きばね”、“ねじりばね”、“特殊ばね”など多くの製品を製造している。
草子ing(予告編):ナイトペイジャー 2014/4/21 モノづくりから、場所づくり、町づくりへ。「下町ボブスレー」が目指すゴール 映画「クール・ランニング」は、およそウインタースポーツに縁のないジャマイカの青年たちが冬季オリンピックのボブスレー競技に出場する顛末記。1988年カルガリー・オリンピックでの実話を元にした面白い作品だ。実話なのだけれど、陽気なジャマイカンと「ボブスレー」というミスマッチ感が何ともコミカルな印象を漂わせる。
「会社員を続けながら起業でき、それを勤務先の企業も応援するエコシステムの創造」チーム・ゼロイチ 赤木優理さま 2014/4/14 MMS本編 enmono 本日は、「チーム・ゼロイチ」代表の赤木さんとのMMSです。「44田寮」というコワーキングスペースを立ち上げられた経緯を教えてください。 赤木 私は建築の出で、父親も建築家です。小さい頃から、「建築家にはならなくていい。アーキテクトになれ」と言われてきました。アーキテクト=「物事の始まりを構築する人間
「伝統的な甲冑から生まれたイノベーティブなボトルアーマー」株式会社 忠保 代表取締役 大越 保広さま 2014/3/25 enmono 本日は、伝統的な甲冑をつくられている企業様とのMMSです。ここに来るまでにも、目を引かれるような甲冑が数多く展示されていました。 株式会社忠保さんは、大越さんの祖母にあたる方がつくられたようですね。 大越 はい、今年で創業67年になりますね。初めは、人形問屋でした。しかしながら、人形にくぎを打ちたくないと
「日本発!人にやさしいロボットマニピュレーターの実現化」 ライフロボティクス株式会社 尹 祐根さま 2014/3/11 enmono ライフロボティクス株式会社について、ご紹介をお願いします。 尹 弊社は、人とロボットの共生を目指しています。それに向けた最初の取り組みが、単純作業の置き換えです。現在、ロボットアームNECOを開発しています。これは、人々の単純作業を代替するロボットです。 enmono しかし、ロボットの導入
「NPOが生み出したナノ発電所のマイクロモノづくり」エコロジーオンライン 上岡 裕さん 2014/2/20 MMS本編 enmono 今日のゲストは、エコロジーオンラインの上岡さんです。上岡さんとの出会いは2年くらい前でしたっけ?エコロジー製品を世の中にどんどん出していきたいという思いが一致して、一緒に動いているところなんですけれども。まず、エコロジーオンラインさんの活動について、簡単にご紹介いただければと思います。
草子ing 第一弾 『町工場×イノベーション』 トークイベント 【日時】2014年1月17日(19:30-21:00) 【ゲスト】根津孝太さん(znug design) 横田信一郎さん(ナイトぺイジャー) 【会場】 mass×mass 関内フィーチャーセンター 【共催】 mass×mass 今回のイベントは、町工場とイノベーションというテーマで行われた。 町工場の経営者とデザイナーの対話を通して、町工場で起きるイノベーションに光を当てようとしている。
「金型屋さんが生み出した自社製品ブランド」 株式会社MGNET 武田修美さん 2014/1/10 MMS本編 enmono 自己紹介をお願いします。 武田 株式会社MGNETの代表をやらせていただいています、武田と申します。2011年に、親会社である武田金型製作所の商品開発と販売をしていた部門が、株式会社MGNETになりました。自社商品の他にも、さまざまな業種の企業さんと一緒に製品をつくっています。また、製造業の方から「なんとなく商品をつく
禅カフェvol.4 テーマ:農業のオープンソース化を考える 2013/12/21 町工場が農業の生産性向上に貢献する、マイクロ農商工連携! 11月17日(日)、mass×mass関内フューチャーセンターにて、禅カフェvol.4を行った。 禅カフェは、禅問答にインスピレーションを受けた対談の場、zenmonoのリアルな会合だ。オープン、シェア、共感、幸せをキーワードに、モノづくりの未来について語り合う。 今回のテーマは、
デザインマネジメントから日本のモノづくりを語る MTDO 田子さん 2013/11/8 MMS概要 今回のゲスト、MTDOの田子さまは、株式会社東芝デザインセンターにて多くの家電、情報機器デザイン開発にたずさわる。同社退社後、株式会社リアル・フリートのデザインマネジメント責任者として従事。その後新たな領域の開拓を試みるべく、2008年株式会社エムテドを立ち上げられました。 現在では、幅広い産業分野でコンセプトメイキングからプロダクトアウトまで
お金の専門家が語る、クラウドファンディングにおける税務とは。 公認会計士山内真理事務所 山内真理 2013/9/30 三木:まず、自己紹介をお願いします。 山内さん:私は、会計士・税理士をやっています。もともとは大手の監査法人で主に株式を公開している会社に対する監査サービスを行う部署にいたんですけれども、数年前に独立をして、文京区小石川で会計事務所をやらせていただいています。アートやクリエイティブ、IT、カルチャーといった領域のお客様が多いというのが、ひとつの特徴
禅会vol.2「未来のモノづくりはアートになる」レポート 2013/9/16 禅会vol.2「未来のモノづくりはアートになる」レポート スペックと機能から離れた新たなモノづくりの未来を探るためのオープン座談会! 9月8日(日)、mass×mass関内フューチャーセンターにて、禅会vol.2「未来のモノづくりはアートになる」を行った。 「禅会は、禅問答にインスピレーションを受けた対談の場、zenmonoのリアルな会合です。オープン、シェア、共感
「溶接工場が生み出したバリアフリーなハンドバイク」宇賀神溶接工業所 宇賀神一弘 2013/9/10 宇賀神溶接工業所(埼玉県朝霞市)は、40年培ってきたノウハウと高い技術力による「精密板金溶接加工」を得意とする。事業の柱の一つは受注生産、もう一つは、同社2代目の宇賀神さんが始めたオリジナルプロダクトの開発である。 ステンレス材を用いた家具やプロダクトのブランド「WELDICH(ウェルディック)」と、ハンドバイクの専門ブランド「HandBike Japan(ハンドバイク ジャ
禅会vol.1「そろそろオープンIPについて語ろうか」レポート 2013/8/28 企業知財をオープンソース化するためのオープン座談会! 8月11日(日)、mass×mass関内フューチャーセンターにて、禅会vol.1「そろそろオープンIPについて語ろうか」を行った。 「禅会は、禅問答にインスピレーションを受けた対談の場、zenmonoのリアルな会合です。オープン、シェア、共感、幸せをキーワードに、モノづくりの未来について語り合いたいと考えています。結論を出
「メイカーズのための秘密基地を町工場に!」関東精密 杉田勇 2013/8/6 関東精密 杉田 勇 宇都宮:まず、杉田さんの自己紹介、関東精密さんの紹介をお願いします。 杉田さん:株式会社関東精密の杉田と申します。社名のとおり、関東にある精密機械加工の会社です。名前は大きいですが、規模は小ぢんまりとしています。お客様は車、食品、衛生面、半導体関係など多岐にわたり、主に部品加工をやっています。 http://www.kanto
マイクロモノづくりを支援する弁護士さん 2013/7/25 ~オープンソース化するモノづくりのこれからを語る~ シティライツ法律事務所 水野 祐 宇都宮:まずは、自己紹介をお願いします。 水野さん:弁護士をやっております。去年12月まで、日比谷にある法律事務所に勤めていました。今年の1月に独立し、enmonoさんともご縁があり、顧問契約をさせていただいています。クリエイティブ系、モノづくり系やIT系の企業さんなどの
「クラウドファンド使い倒しセミナー」イベントレポート 2013/7/5 メイカーズ、町工場はクラウドファンドをこう使え! 6月29日(土)の午後、イベント「メイカーズ、町工場はクラウドファンドをこう使え!クラウドファンド使い倒しセミナー」を行った。 今回、クラウドファンドを利用している五光発條の村井さん、光精工の秋山さんにお話を伺った後、ワークショップも開催した。 会場は、mass×mass関内フューチャーセンターを利用させて
光精工 秋山大輔 2013/7/5 ■精密機械加工で切削と研磨を行う 有限会社光精工(千葉県)は、ゲージメーカーの協力会社として、1964年に創業した。マシニングセンタ、NC旋盤、研磨による精密機械加工を得意とする。積み重ねた精密加工技術と精密計測技術を基礎に、顧客のさまざまなニーズに応えてきたが、近年は受注が激減。専務取締役の秋山さんは、そのうちまた忙しくなるだろうと、社内の改善をしながら注文が入るを待ち続けた。しかし
五光発條 村井秀敏 2013/6/17 ■日本でバネづくりを続けたい 村井さんがかぶっている帽子、その帽子にかけた眼鏡は、小さなバネをつなげてつくったものだ。レゴなどのブロックパズルが好きで、「プロ級の腕前」と自負する43歳。村井さんが代表取締役社長を務める五光発條株式会社も、同い年である。 五光発條は、神奈川県で精密超微細バネを開発製造している。山梨工場(株式会社ジー・エス・ケー)と、海外はタイとベトナ
オリジナルマインド 中村一 2013/5/5 オリジナルマインド 中村一 ■ オリジナルマインド15年間のあゆみ 1997年、秋月電子にあこがれて、中村社長が27歳の時に創業。ものづくりに明け暮れて起業してしまった、メイカーズの走りである。 自社商品を開発し事業を始めたものの採算が取れず撤退し、オリジナルのメカトロキット商品や中古パーツなどの販売に精を出しビジネスを展開してきた。しかし、自立型企業
「マイクロモノづくりはじめよう」出版記念イベントレポート 2013/5/2 「ワクワク!」で生み出されたプロダクトは作家自分自身。 4月26日(金)の夜、enmono初の著書である、『「マイクロモノづくりはじめよう」~「やりたい! 」をビジネスにする産業論~』の出版記念イベントを行った。 この本のプロデューサーである米田さん、そして、この本に登場していただいた、根津さん、八木さん、藤沢さん、村井さんの5名と、三木、宇都宮がパネルディスカッションす
ニットー 藤澤秀行 2013/5/2 藤澤さんとぼくらの出会いは強烈だった。それは、2012年4月1日に「MONOist」に掲載する、「おばかモノづくり」という企画記事の原稿を募るため、Facebook 上に非公開のグループを開設してすぐのことだ。日本の製造業の優れた技術を駆使した、思わず笑ってしまうような作品を製作してくれる会社を募集していたのである。そこに自身のYouTube動画を投稿してく
Bsize 八木啓太 2013/5/2 社名に込められた想い 「真善美」という言葉がある。「真」「善」「美」はそれぞれ、人間が、「学問」「道徳」「芸術」を精進するときの目標であり、三位一体を成す普遍的価値とされている。Bsizeの社名は、この「真(SIn)善(ZEn)美(BI)」のアナグラムだ。八木さんのモノづくりに対する思いが込められている。 http://www.bsize.com/ 3つの価値をバランスさせて
znug design,inc 根津孝太 2013/5/28 HPより引用 ものづくりにたずさわる人と人、ものづくりのプロセスとプロセスを「ツナグ」 znug design (ツナグデザイン) の「ツナグ」は、「人」と「しごと」の両方をつなぎたいという想いでつけています。分断された組織やプロセスをツナグことによりチームを活性化し、限られたリソーセスの中でのアウトプットを最大化します。 根津さんは、千葉大学で工業デザインを学び、